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2025レポート・初夏ガイドフィッシング~『ライズ&サイト』~

毎年同じ感想になりますが、「変な天候」ですね。

この春から夏にかけても。


4月から5月前半までは30℃近い日があって、今年も暑くなるかなぁと思っていたら、

5月後半から6月前半は寒い日が多く、日中でも15度前後の日が続きました。

キャンプのある山間部は夜間はマイナスの日も二夜もあり、着ているウェアも

冬春物が活躍、薪に灯油にストーブも大活躍です。


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と寒い日は続いたもので、今年は歯がゆいほどハッチは進みませんでした。

ハッチとライズ、しかもヘッド&テールが見れるようになったのは

5月も最終盤になってからです。


ここ5年の中でもっともおそいライズの始まりでしたが、

いったん始まると、各ポイントで数は少ないものの、

頭や背中が出始めたわけです。

静寂の中で見せつけられる、自然とトラウトたちのうたげ。

我々は興奮せずにはいられませんでしたね。


無論、どこでもやっているわけではありません。

人が知らない場所、入れない場所、見過ごしそうな場所、、、。

ほんの小さなスポット、

たとえば、流れが緩すぎて、普通の釣り人やガイドが見過ごしそうな、

バンクの奥のえぐれの暗がりで、たまに静かに水面を揺らす大物。

そんなシーンをゲストと一緒に目撃できた時は心が躍ります。

そして挑戦し、トライ&エラーでヒットに結び付いたときは、

一緒に大きな感動を味わえるわけです。

それがこの季節のプレミア『ライズ&サイト』の真骨頂といえるものです。


この初夏も各ゲストが45~55㎝サイズのライズに、もれなく挑戦してもらえました。
この初夏も各ゲストが45~55㎝サイズのライズに、もれなく挑戦してもらえました。

今年は昨年まであれほどハッチしていたモンカゲロウが少なく、

上流部各地で行われた大規模工事の影響もありそうですが、

沢筋合流からポイントでは、

安定したカディスのハッチが続きました。

14番前後のタンカラーのカディス。

季節が進行するにつれ、アダルト、ピューパ、スペント(Vスペント)と

反応の良いパターンが変化していくのも、見事でしたね。

北海道でなかなか、この手の釣りがコンスタントにできる場所はありません。


5月下旬、すさまじいほどのカディスピューパの数でした。見る限り、ボディは黒いですね
5月下旬、すさまじいほどのカディスピューパの数でした。見る限り、ボディは黒いですね

5月中旬から入っていたゲストの方々は、リピーターの方もお初の方も

ほとんどの方が驚き、興奮、記憶に残る釣りをしてくださっているようです。

来年の予約も順調に進んでいます。


この季節は、プレミアなドライフライシーズン、

『ライズ&サイト』と名付けてました。

ほぼドライフライで狙うマッチング・ザ・ハッチの釣りで、

このレベルの釣り場、魚が狙えるのは北海道でもわがサービスだけと自負しております。

世界中の釣り場を繰り返し見てきましたから、これは結構自身があります。


ときには恐ろしいほどのシャローでライズするわが相棒たちのテール
ときには恐ろしいほどのシャローでライズするわが相棒たちのテール


特別な場所ですので、基本的にシークレットな情報、公開不可にさせてもらっています。

ご理解のある方のみご予約可能になっており、

またご都合によるキャンセルも50%頂いておりますが、

体験して損はございませんので、ご興味のある方ぜひご予約前提でご連絡を下さい。


川もポイントも秘密厳守にしてもらっていますがそれは、

「あまり宣伝しない方が…」との声も聞こえますので、

そのつもりで継続していきます。

ぼくにしては?厳しい言い方をしますが、

ゲストでもない方が詮索したり、つられてくる人がいても(実際いるのです…)

ほぼ無視しますのであしからず(笑)


写真はイメージです。当たらずとも遠からじ…
写真はイメージです。当たらずとも遠からじ…

 
 
 

コメント


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